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研究概要
サイクロトロン核医学研究部は、センターの医学部門として、おもにポジトロン断層法(PET:positron emission tomography)を用いた臨床研究を推進しています。PETは、微量の放射性薬剤を用いることで多様な生体情報を画像化できる高感度の測定法です。最近、「分子イメージング」という新しい研究分野の代表的ツールのひとつとして広く知られるようになりました。
おもな研究テーマとしては、神経受容体伝達機能評価、認知症やストレス疾患の病態解析・診断研究、薬物副作用の研究、筋代謝イメージング(スポーツ科学)、腫瘍イメージング、代替医療の効果検証研究、イメージング装置開発・性能評価など多岐にわたる研究が日夜推進されています。青葉山キャンパスにおける臨床PET検査を実施するために「東北大学病院出張診療所」としても登録されていますが、保険診療は行わず、全てのPET検査を臨床研究として実施しています。学内共同利用研究に対する助言、支援、装置の維持・管理、検査スケジュール管理、安全管理等も行っています。新しい研究テーマのご提案も随時お受けいたしますので、お気軽にご相談ください。
また、東北大学における放射線取り扱いに関連した全学教育の医学関連分野を担当し、東北大学医学部・医学系研究科の協力講座として研究教育も推進しており、医学博士、医科学修士の学位取得が可能です。
サイクロトロン核医学研究部のkey word
核医学、PET、分子イメージング、臨床研究
スタッフ紹介
教授 田代学

- 核医学、臨床薬理学
- TEL/FAX:022-795-7797
E-mail:mtashiro*cyric.tohoku.ac.jp (*を@に換えてください) - 信州大学医学部医学科卒業、東北大学大学院医学系研究科修了、東北大学大学院医学系研究科機能薬理学分野助手、サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター講師、准教授を経て現在に至る。PET核医学認定医。核医学専門医。
- PETを使った新しい医学研究テーマの開拓を進めています。健康増進科学の研究にも応用できるのではないかと、目下模索中。近況はhttps://www.facebook.com/manabu.tashiro.77 にて紹介。
助教 平岡宏太良

- 認知症、高次脳機能障害、臨床研究、神経内科学、核医学、PET
- TEL:022-795-7802
E-mail:khiraoka*cyric.tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) - 平成10年大阪大学医学部卒業。平成15年日本神経学会専門医、日本内科学会認定医取得。平成22年東北大学医学部博士課程修了。同年4月より現職。
- レビー小体型認知症や特発性正常圧水頭症といった認知症性疾患に対し、MRIやPETなど脳画像検査を用いた臨床研究を行っています。
助手 菊地飛鳥

- 放射線科学、核医学
- TEL:022-795-7802
E-mail: asuka.kikuchi.a7*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) - 新潟大学医学部保健学科放射線技術科学専攻卒、東北大学大学院医学系研究科医科学修士修了。独立行政法人国立病院機構仙台医療センターを経て現職。
- PET装置の精度管理と安全運用を行い、よりよい実験環境、実験データを提供できるように努めてまいります。
- 教授(兼):谷内一彦 (医学系研究科機能薬理学分野)
- 教授(兼):福土審
- 講師(兼):志田原美保
- 研究教授:山口慶一郎
- 研究教授:古川勝敏
- 研究教授・名誉教授:福田寛(東北薬科大学)
- 研究教授:岡村信行
- 研究教授:窪田和雄(国立国際医療研究センター 放射線科)
- 研究教授:関隆志
- 研究教授:小田野幾雄
- 研究教授:佐藤俊彦
- 研究教授:安藤創一