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PET診断装置

PET装置は、ポジトロン放射性薬剤の生体内での分布や動態を測定するために用いられるものです。ポジトロン放射性薬剤から放出されるポジトロンは、電子と同じ質量で絶対値が等しい正の電荷を持っています。放出されたポジトロンは、その運動エネルギーを失うと生体内の電子と結合して消滅し、互いに反対方向に進むエネルギーの等しい一対のγ線(消滅γ線対)を発生させます。

このγ線対を2個の放射線検出器を用いて測定すると、2個の測定器が同時に信号を出したときにだけ検出器対を結ぶ線上に陽電子が存在したことが判ります。PET装置では、円筒状に配列した放射線検出器を用いてこの消滅γ線対を測定することで、被写体内に分布した薬剤の投影データを様々な方向から経時的に収集します。そして、この投影データをX線CTと同様な計算(画像再構成)法を用いて計算することで、ポジトロン放射性薬剤の経時的な生体内分布の断層像を得ることができます。

PETの測定原理