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核燃料科学研究部は東北大学工学研究科に移りました。
東北大学工学研究科量子エネルギー工学専攻粒子ビーム工学講座核燃料科学分野)

核燃料科学研究部

研究概要

原子燃料サイクルにおいて最も重要な課題の一つは排出される高レベル放射性廃液(HLLW)の量とその毒性をいかに軽減するかということである。
現在、HLLWの分離技術として、溶媒抽出法、多孔性シリカ担持型吸着剤を用いる抽出クロマト法等が研究されているが、溶媒抽出法は抽出剤の溶解度制限等により多量の有機溶媒を使うため装置が大型になる問題があり、抽出クロマト法は含浸された吸着剤が溶出してしまう問題がある。このため、吸着剤の繰り返し使用が困難になってしまう。
そこで、当核燃料科学研究部では、この問題を解決するために発熱元素(Cs、Sr)、マイナーアクチニド(Am、Cm等)、白金属元素、加水分解性核種(Mo、Zr等)に対し高い吸着選択性及び優れた安定性を有する新規な樹脂を合成・評価し、これを用いるクロマトグラフィーによるHLLWにおける対象核種の高度分離技術に関する研究と解析評価に関する研究を行っている。

核燃料科学研究部のkey word

再処理、放射性廃棄物処理、電気化学、分離化学、錯体化学、アクチノイド化学、ウラン錯体、イオン性液体

スタッフ紹介

 

准教授 金聖潤

  • 再処理・放射性廃棄物処理関連化学、電気化学
  • TEL/FAX:0175-72-4227 / 0175-72-4611
    E-mail:kim*cyric.tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)
  • 東京工業大学理工学研究科原子核工学専攻博士課程修了・日本原子力研究開発機構研究員を経て現在に至る。
  • 世の中の認識が「(コップに水が)半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。合理性と創造性に重点をおいた、質の高い教育・研究。

 

助教 徐源来

  • 核燃料再処理関連化学
  • TEL/FAX:0175-72-4227 / 0175-72-4611
    E-mail: xu*cyric.tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)
  • 東北大学工学研究科修了を経て現職。
  • 使用済み原子燃料中に様々な有用元素を含まれています。これら金属の分離・回収ができれば、廃物の低減および資源の安定供給などに期待できる。